明治時代の
チェリーマウンテン(桜山)ホテルを
横浜の思い出の歴史としてお伝えしたいー。
明治時代の 山手の丘には
星のかたちの屋根をつけた
小さな木造の宿がありました。
その名は、〈桜山ホテル チェリーマウンテン〉。
貿易のために開かれた 居留地として
世界のお客様に 愛された場所。
目の前には、横浜の桜が咲き広がり
それは それは 美しい、夢のような丘でした。
桜山ホテルを イギリス人から受け継いだ
“マサさん”という一人の女性。
単身でアメリカへ渡った マサさんは
帰国後、横浜山手の丘の上の
チェリーマウンテンホテル(桜山ホテル)の
経営者となりました。
大正時代、恐ろしい関東大震災が
山手の丘を襲いました。
あの美しい 山手の桜と 桜山ホテルは、
跡形もなく 消え去ってしまったのです。
ここ〈桜山ホテルカフェ〉は、
マサさんが養子として迎え入れた
男の子と女の子が 幸せに暮らした家。
三渓園のそばに佇む 桜山ホテルと桜がつないだ、
二人の養子の物語を
横浜史の ひとひらとして、語り伝えたい。
そんな思いから生まれた、小さな古民家カフェです。
2024年4月、大正2年関東大震災から100年を経て、
桜山ホテルカフェをマサさんの想いを込めて
開業いたしました。
湘南や茨城をはじめ、全国の有機農家さんから
直接届く野菜をふんだんに使った
古民家カフェならではの
益子焼きや波佐見焼き、瀬戸焼の
日本文化を代表する窯元の器でコーディネートする、
お箸で食べるカジュアルイタリアン。
オーガニックや無添加の安心なお食事を
お届けする努力をしています。
管理栄養士のレシピで
カラダに嬉しい薬膳を意識した
旬の季節のカジュアルイタリアンな
竹籠弁当や籠デリメニュー。
要予約制の桜山ホテルカフェの籠ランチと籠べんとうは、管理栄養士監修のオリジナル健康レシピ。カラダにうれしい健康的なメニュー開発の他に、「桜山ホテルカフェ食育プロジェクト」として、管理栄養士の市野真理子先生をお迎えしたセミナー&ランチ会を毎シーズン開催しています。(*野菜と健康を研究し、2万検体の研究エビデンスを持つデザイナーフーズ株式会社代表。)
竹籠のお弁当やデリセットのお食事は、
季節ごとに変わる旬な野菜を使った
イタリアンデリをアンティパストとして
ご提供しています。
(ご予約制となっております。)
こちらからどうぞ。
桜山ホテルカフェをプロデュースする
ALTO CAMPO COMPANYの
デザイナーのフィルターを通した
アーティストセレクト。
古民家アートギャラリーをイベント開催。
桜山ホテルカフェでは、様々なアーティスト様とコラボレーションした作品の展示・販売を常時行っております。エシカルなドライフラワーを使ったアレンジメント、テキスタイルデザイナーによる雑貨、陶郷工房のガラスアート、陶芸作家による食器やアート、アクセサリー作家のハンドメイドアクセサリー、イラストレーターのポストカードなど。過去には小さなアートミュージアムや、アーティストによる体験ワークショップ、カシミヤや陶器などのマルシェを開催。お洒落な空間で、一期一会の作品との出会いをお楽しみください。
桜山メニューにも使われている日本伝統の益子焼も販売しています。 桜山のためだけに焼かれたオリジナルの陶器にも巡り合えます。
昭和の空気と香り、趣をそのまま残したい。
築70年の昭和古民家をリノベーションした
古民家カフェ。
昭和の空気と香り、趣をそのまま残し、新しく生まれ変わらせたい--そんな思いで作られた和カフェ空間。
現代的な新しい建物では味わえない独特な魅力を感じていただくため、
70 年以上前に建てられた昭和の日本家屋をリノベーションし、古民家カフェとして再生しました。
アンティークと海外のリゾートでも使われるインテリアの組み合わせ、
壁面の装飾には、デザイナーたちによって描かれたアートをコーディネイト、
季節ごとに変化するロスフラワーを使ったドライフラワーのディスプレイで。
和とモダンが共存する空間をお楽しみください。
ワンちゃん ペットOK のカフェテラス!
小さな古民家テラスガーデンは、素敵なハーブガーデンになるように、スタッフたちが心を込めて植物を育む癒しの空間です。
テラス中央には河津桜が。2月頃満開を迎えます。近くの三渓園とともに桜の季節をお楽しみください。